標高2300〜3000mの高山帯で、ほぼ垂直の岩壁にしがみつくように生きる、ミニマムでたくましい小型チランジア。葉はとても短く硬く、銀色に輝きながら密に重なり、直径3cmにも満たない小さなロゼットを作る。成長はかなりゆっくり。……と、本来であれば学名の heteromorpha var. heteromorpha は基本種「ヘテロモルファ T. heteromorpha」と同じものを指しているはずですが、特徴や生態が違うし、基本種は1906年なのに変種は2005年と100年もスパンがあって詳しい情報がなかったこともあって同定の信用性は疑わしく、学術的にも違う種かもしれないと研究されているとか。